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さまざまな情報があふれる時代だからこそ、
「絵本」がもたらす想像力と創造性を
大切にしていきたい。
群馬社会福祉大学 社会福祉学部 社会福祉学科 八幡 眞由美 講師
 子どもの頃のことを思い出してみてください。お母さんや幼稚園の先生に読んでもらった一冊の「絵本」があなたを未知の世界へ連れて行ってくれた・・・そんな経験がありませんでしたか? 群馬社会福祉大学社会福祉学部の八幡眞由美先生は『絵本の読み聞かせ』の大切さを、こう指摘しています。
「絵本を読んでもらい、いろいろなことを空想し、わくわくと胸を躍らせた。そうした経験は誰でも持っているでしょう。子どもの発達にとって、絵本はとても大切な役割を担っています。行動範囲が限られ経験の積み重ねも少ない乳幼児にとって、絵本は未知の世界への扉なのです。子どもたちは絵本を通して『想像力』を高め『創造性』を養っていきます」

しかし、今はテレビゲームやアニメーション、インターネットが主流の時代で、絵本に触れる機会がずっと少なくなっているといいます。残念なことに、子どもたちばかりでなく、子どもの教育に関わる「幼稚園教諭」や「保育士」をめざす学生たちの世代にも、「絵本ばなれ」が見られます。そこで八幡先生のゼミでは学生たちに『手作りの絵本を作ること』を課しています。そして学生たちは様々な工夫を凝らし、個性あふれる絵本作りに取り組んでいます。
「学生たちは、本当に楽しそうに、夢中になって製作しています。学生たちが作った絵本を見ると、それぞれが個性にあふれ夢や希望がぎっしり詰まっています。普段はパソコンや携帯電話のメールやゲームに没頭しがちな世代の学生たちが、真剣に取り組んでいる姿を見ると、絵本の大切さが次の世代にも受け継がれていくのだな〜、とほっとした気分になりますね」
自身、幼稚園教諭の経験もある八幡先生は、学生たちにこうアドバイスをしています。
「子どもが好きだ、というのは幼稚園教諭や保育士の必要条件ではありますが、それだけでは務まりません。幼稚園教諭や保育士は、子どもにとっては親から離れて社会で初めて接する他人ですから、その責任を自覚し、絵本作りで培ったことを活かしながら子どもたちのお手本になれるよう、自己を高める努力を続けて欲しいですね」

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