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群馬社会福祉大学
群馬社会福祉大学短期大学部
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福祉のこころを持った保育士として
健常者と障害者が共生できる保育の空間を作りたい。
群馬社会福祉大学 社会福祉学部 社会福祉学科 児童福祉専攻(20年3月卒業)
山崎 一秀さん(栃木県立足利工業高校出身)
 高校は工業高校だったので、機械やコンピュータ相手に実験や製作をすることが多かったですね。僕は元来人と会話をしたり、一緒に行動をすることが好きな性分なので、このまま工業系の大学に進学した場合、僕の個性が活かせないのではないかと思うようになりました。そこで、自分の進路の軌道修正をするには今しかないと考え、福祉や保育が学べる大学に進むことに決めたのです。福祉や保育に携わるためには人とコミュニケーションをとることが重要な要素ですからね。とりわけ子どもが好きなので「児童福祉専攻」を選びました。

 群馬社会福祉大学の4年間の学生生活で、福祉に携わる者としての心構えが、少しずつ身についてきたような気がします。中でも障害者施設での学外実習が特に印象に残っています。施設の入所者の方たちと寝食をともにし、仕事のお手伝いをしたり、お話を伺ったりする中で障害をもって生きている方たちと健常者との間にある壁を痛感しました。私たちのように福祉を学び、卒業してから何らかのかたちで福祉の仕事に関わっていく人間は、そうした壁を取り払うことが大きな仕事ではないでしょうか。

 僕は、保育の仕事に就く予定でいます。大学の4年間、「みかんの木」というサークルで子どもたちとのふれ合い活動を続けてきました。夏は赤城大沼湖畔にテントを張り、冬は「青年の家」という宿泊施設で合宿するのです。子どもたちとキャンプを通じて共同生活をすることで、まるで家族の一員のような気持ちを共有できました。そんな経験を大切にし、「お兄さん」として信頼される保育者になりたいですね。

 保育施設にも、健常者だけでなく障害をもつ子どもたちがいます。子どもは心も体も成長途上ですから、健常の子どもが無意識に言った言葉やおこなった行動が障害をもつ子どもを傷つけ、そのことが心の傷として後々まで残ってしまう場合もあると思うのです。僕は保育だけでなく、福祉についても4年間勉強してきましたから、そんな時には障害をもつ子どもの目線に立ち、健常者と障害者がともにお互いを認め合いながら共生できる保育空間を作っていきたいと思います。
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