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国際医療福祉大学
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奥が深く幅広い「薬学」の世界で
“自然”の宝庫の扉を開けて
未知の世界の謎を解き明かす!

国際医療福祉大学 薬学部 薬学科 渡邊 敏子 教授
 「薬学」の世界は実に奥が深く、研究の領域も広い世界だ…と、渡邊敏子教授は語ります。古来から人々は生活の知恵として、植物の根や葉を毒消しや解熱薬として用いてきました。その一方で生命科学の世界ではヒトゲノムの解析が進み、現在は遺伝子に照準を絞った創薬なども活発に行われる時代です。

 渡邊先生はこうした薬学の世界に身を置き、永年研究・教育活動を続けています。特にこの数年は、熱帯地方の植物から有用な薬用成分を抽出し、その分子構造を解明することに心血を注いできました。薬学の魅力を渡邊先生はこう話します。

「科学の進歩は驚くべきもので、人間の生活はどんどん便利で快適になっていきます。でも、自然界にはまだまだ、発見されていないことや解明されていない謎がたくさん存在しているのです。特にアジアやアフリカは、薬学の研究者にとっては宝庫です。採取したサンプルを試行錯誤を繰り返しながら分析し、新しい分子構造を発見したときは、研究者冥利に尽きます。『薬学』の世界では、研究成果が人々の生命や健康を守ることにつながるわけですから、社会的な意味も大きいのです。」

 新しい彗星を発見したときには、発見者の名前が命名されますが、「天然物化学」の分野でも新しい分子構造を発見すると、その人に命名権が与えられるといいます。研究者の「夢を追い求める熱い心」が、“自然”の宝庫の扉を開き、未知の世界の謎を解明していくのです。

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