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国学院大学栃木短期大学 〒328-8588 栃木県栃木市平井町608番地
入試係 TEL.0282-22-5511
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魂を揺さぶるような文芸作品との出会いで
「感動するこころ」を養って欲しい!
国学院大学栃木短期大学 国文学科 塚越 義幸 教授
 さて、皆さんはこれまでの人生の中で本当に感動した一冊の本(一本の映画、一枚の絵画、一曲の音楽、でも構いません)との出会いがあったでしょうか? 夏目漱石の「三四郎」や村上春樹の「ノルウェーの森」を挙げる人があるかも知れません。或いはトルストイの「ジャン・クリストフ」を挙げる人、黒澤明監督の「七人の侍」や宮崎駿監督の「千と千尋の神隠し」という人もいるでしょう。もし、一冊の本でも、一本の映画でも、魂を揺さぶられるような出会いを経験した人は、その幸せを噛みしめてください。そして、まだ出会いのない人はぜひ見つけだしてください。

 大学や短大への進学を考えるときに、将来就きたい職業や取得したい資格を優先して学部・学科を選ぶこともひとつの方法ですが、これまで自分が出会った一冊の本をもっと深く追究したい、或いはその著者について研究したい、という観点から大学での学びを決めることも、またひとつの選択肢でしょう。国学院大学栃木短期大学国文学科の塚越義幸教授は、「文芸に親しむことは、人間としての幅を広げることにつながります。とりわけ日本の古典文学は、外国からも‘ジャパネスク’と注目されているほどで、たいへん優れた文化的価値を持っています。こうした文芸作品に触れ、人間的な豊かさを身につけて欲しいですね。人間として生きていくうえで、それは資格や免許を取得することにも増して大切なことかもしれません。」
 塚越先生の専門は“芭蕉の俳諧”と“漢文学”の比較研究。わずか17文字に凝縮された俳諧の世界に、何千文字をかけても語り尽くせない情景が広がります。塚越先生は、俳諧の魅力や漢文学の重要性を学生たちに講義するだけでなく、『公開講座』などを通じて広く地域の方たちにも伝えています。『公開講座』の会場は若者たちから高齢の方たちまで、いつも大盛況です。
 「‘古池や 蛙飛びこむ 水の音’・・皆さんご存じのように、言わずと知れた松尾芭蕉の代表的な俳句です。情景描写が中心の芭蕉の句にも、実は‘恋’を読んだ句もあるのです。そんな、俳諧の事情なども広く伝えながら、古典文学を楽しむ土壌を醸成できれば、国文学の研究者冥利に尽きますね。」
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